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サタンコイン。日本で1円の価値もない小銭は、めったに使われることはない。
しかし、最も「かみさま」に近い場所で美しい音を響かせている。
私はときたま「わたし」の不在を感じる。いや、じつはうっすらとだが常に感じている。
私はどう考えても「わたし」に他ならないのだが、意識と身体と外の空気のことをいちいち考えておかないと、すべての境界があいまいになる。
錬金術は比喩だ。
屑から黄金を取り出すとき、まず必ず物質を死の状態に持っていき、その存在をあいまいにしてやらなければならない。
2018.3.16(fri)-3.18(sun)
私が見たものはすべて「わたし」の境界をひきたがる。私は「わたし」から「かみさま」を取り出すとき、まず必ず見たものを死の状態に持っていき、その存在をあいまいにしてやらなければならない。
その時代、その場所の通説からは考えられないもの、そぐわないものを
"Out of Plase of Artifacts"、略して「OOPARTS」という。
居場所のない私にとって、ここは大変窮屈だった。私は場違いな人間で、私のつくるものは大変場違いなものだった。
そこで、これを"Out of Plase of Arts"、略して「OOPARTS」と呼ぶのはどうだろう。
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